TPPとは、環太平洋連携協定のことです。
12月8日、閣僚会合のため米通称代表部(USTR)のフロマン代表と日本の西村康稔内閣府副大臣がシンガポールで会談をしました。
両国、農業、自動車産業部門において話し合いを進めましたが、決着はつきませんでした。
協議は12月10日まで続けられるそうです。
日本側の意見:農業分野では、コメなど重要5項目の関税維持を求めています。
米国側の意見:全貿易品目の関税撤廃が原則です。一層の貿易の自由化をめざしてください。
ただし、自動車分野において、日本からの輸入急増に歯止めをかける強力なセーフガード(緊急輸入制限)の導入を求める米国側に対し、日本側が難色を示しているのです。
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